生化学教室

biological Chemistry


Farewell partyの様子 (2023年3月)。

[野中研究室の研究と方針]
「人」が抱える疾患の新規診断、治療法の開発は、分子のメカニズムを個別に扱う従来型の「ヒト」の基礎生命科学を単に延長するだけでは難しくなりつつあります。これからは、診断、治療法を見出すためにはどの様な基礎研究に立ち返るべきか、という逆の視点も持ち、個々の分子メカニズムの情報を、基礎と臨床の垣根を超えて俯瞰的に解釈、実行する能力が求められています。私の研究室では、この様な「ヒト」と「人」を繋ぐ真のトランスレーショナルリサーチを目指して、学生さん達と優れた先端医療科学を実践し、科学の最前線に立つ喜びや、そこから得られた成果を元に世の中に貢献する喜びを共有したいと思います。

[森瀬研究室の研究と方針]
糖鎖はタンパク質や脂質の機能を修飾し、細胞に個性を与えます。その構造は複雑で多様であるものの、1つ1つの糖鎖には重要な生命情報が含まれていると考えられます。我々は特定の糖鎖に着目しながらその機能的役割の解明を目指しつつ、さらに多様な糖鎖構造の発現をコントロールするような技術の開発も進めています。ほかにも糖鎖に関連した興味深いテーマが見つかれば、学生主導的なアイディアで研究を進める環境も提供します。

NEWS

2024.4.1
HPを更新しました。
2023.10.26
野中教授の共同研究成果がBioconjug Chemに掲載されました。
2023.10.9
野中教授の共同研究成果がACS Med Chem Lettに掲載されました。
2023.10.5
院生の東克暁さんの研究成果がJ Biolchemに掲載されました。
2023.7.27
森瀬准教授の総説が腎臓内科に掲載されました。
 
 

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