生化学教室

biological Chemistry


Farewell partyの様子 (2023年3月)。

[岡研究室の研究と方針]
ヒトの体は60兆ともいわれる数の細胞から成り立っています。それぞれの細胞は互いに相互作用し、外界からの刺激に対し正しく応答することにより個体の形成、維持が図られています。このような生命現象を分子レベルで理解するために私たちの分野では主に生化学的、分子生物学的手法を用いて様々な角度から研究を進めています。またその過程で得られる研究成果は病気の原因究明やその予防を目指した超早期診断などに貢献できるものと考えています。生命現象の理解に興味をもち、夢のある学生の方々とともに研究を進めて行きたいと思っています。

[野中研究室の研究と方針]
「人」が抱える疾患の新規診断、治療法の開発は、分子のメカニズムを個別に扱う従来型の「ヒト」の基礎生命科学を単に延長するだけでは難しくなりつつあります。これからは、診断、治療法を見出すためにはどの様な基礎研究に立ち返るべきか、という逆の視点も持ち、個々の分子メカニズムの情報を、基礎と臨床の垣根を超えて俯瞰的に解釈、実行する能力が求められています。私の研究室では、この様な「ヒト」と「人」を繋ぐ真のトランスレーショナルリサーチを目指して、学生さん達と優れた先端医療科学を実践し、科学の最前線に立つ喜びや、そこから得られた成果を元に世の中に貢献する喜びを共有したいと思います。

(野中研独自のホームページはこちら)

NEWS

2023.7.27
森瀬准教授の総説が腎臓内科に掲載されました。
2023.4.1
HPを更新しました。
2023.3.6
院生の東克暁くん、野中准教授の共同研究成果がGlycobiologyに掲載されました。
 
 

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